「鼎泰豊」や「明月湯包」など小籠包の名店には行き尽くしたリピーターにも、はじめて台湾を旅する人にも絶対満足してもらえる「正好鮮肉小籠湯包」のちょっと珍しい葱入り小籠包。
ここでしか食べられない絶品のローカル小籠包をご紹介します。
台北「正好鮮肉小籠湯包」は地元っ子が通う穴場
お店の場所は通化夜市から1本筋を入ったところにあり、MRT「信義安和駅」の3番もしくは4番出口を出て徒歩5分ほど。
小さな路地を1本入ってまっすぐ歩くとすぐに「正好鮮肉小籠湯包」と書かれた、ちょっとレトロな雰囲気のネオン看板が見えてきます。
とてもこじんまりとした佇まいのローカル店で、お店というよりは屋台に近い雰囲気ですね。
店頭ではお店の人が黙々と小籠包を包む作業をしていて、包みたての小籠包が食べられます。
店内でも食べられますが、お店の前にはテイクアウトで購入していく地元っ子が後を絶ちません。
こちらのお店は本店が台湾北東部の宜蘭にあるそうで、その宜蘭の名産である台湾一のおいしい三星葱が小籠包の中にたっぷりと使われているのが特徴。
そして、メニューは小籠包と酸辣湯の2つだけという潔さ!
店内は数人座れるカウンターと、4人掛けテーブルが2つと非常にコンパクト。
4人掛けのテーブルに座るとすぐに注文を聞きに来てくれ、とりあえずは小籠包3人前をオーダー。
酸辣湯は?!と聞かれたので、1つだけお願いしました。
小籠包には宜蘭名産の三星葱がぎっしり!
注文してから5分もたたないうちに小籠包が運ばれてきました。
1人前90元(日本円で約330円)。
見た目は普通の小籠包とさほど変わりない感じですが、熱々を口に入れるとネギのうまみがいい感じで出ている肉汁がジュワ〜っと溢れ出てきます。
これはちょっと他では味わったことのない絶妙のおいしさ。
葱好きにはたまらないですね!!!
「鼎泰豊」や「明月湯包」など名店の小籠包もものすごくおいしいですが、いい意味でジャンクテイストな庶民の味といった感じ。
今回の旅で食べたものの中でも、ちょっと他では食べられない、忘れがたい傑作でした。
正好鮮肉小籠湯包は酸辣湯(サンラータン)もおすすめ
お店の人に進められて注文した酸辣湯(サンラータン)は35元(約130円)。
こちらはかなりあっさりしていてとてもおいしかったですが、小籠包のインパクトが強かったのでそんなに記憶には残りませんでした(笑)。
ネギのうまみがたっぷりの小籠包は本当においしくて、身も心も幸せに包まれました。
また一軒、人におすすめしたいお店が増えてしまった!
次行った時もたぶんわざわざ行くと思います。
そして、ちょっとおまけ。
このお店のすぐ近くには私の大好物の愛玉と仙草ゼリーの人気店「愛玉之夢遊仙草」もあるので(今回はお腹いっぱいで泣く泣くあきらめましたが・・・)こちらもおすすめです。
【正好鮮肉小籠湯包】店舗情報
正好鮮肉小籠湯包
住所:台北市通化街57巷6号
電話:02-2707-6005、0918-281-251
営業時間:17:00-24:30(不定休)
アクセス:MRT「信義安和駅」の3番もしくは4番出口から徒歩5分
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